マスターカードは10日、シンガポールで開催されているフィンテックフェスティバルで新プラットフォーム「Fintech Express」を発表した。ブルームバーグのインタビューに答えた。

フィンテック企業をサポートするための製品とサービスをセットで提供する。ロンドンに拠点をおくスタートアップRapydに提供を開始する。

マスターカードのアジア太平洋地域を統括するアリ・サーカー氏は新プラットフォームは、フィンテック企業をグローバルプラットフォームに統合するのを加速させるだろうとした。

リブラ脱退は「教義が守られていないから」

サーカー氏は最近発表されたリブラ協会からの脱退についても言及。リブラ協会とのパートナーシップは規制された支払いフレームワークと認識していたことから生まれたと説明。

ある規制の中であれば対話の機会はあったが、基本的な教義が守られていないと感じたために脱退を決めたと説明した。