イングランドの大手サッカークラブであるマンチェスター・シティが、同クラブの男女両チームおよび新しく始めたeスポーツ事業において、仮想通貨取引所であるOKXと初となるパートナーシップを締結したと発表した。

同クラブのプレスリリースによると、この協力では「エティハド・スタジアムとアカデミー・スタジアムにおいてスタジアム内のプレゼンスを高めることに加え、OKXのグローバルな顧客層限定の体験 」に注力するという。

今年初めに「OKEx」からリブランディングを行ったOKXは、Coingeckoによれば、業界第2位のスポット取引所であり、2000万人以上の顧客を抱え、過去24時間に正規化出来高にして43億ドル以上の取引を促したという。この合計額は、約33億ドルで第3位のコインベースを上回っているものの、162億ドル超で業界トップのバイナンスの優位性には及ばない。

OKXのジェイ・ハオCEOは、「マンチェスター・シティは、サッカーが人々の生活にポジティブな変化をもたらし、この美しいゲームへの愛を共有することで人々を一つにする効果を持っているということを体現するクラブだ」と述べた。

マンチェスター・ユナイテッドは、他のクラブに先行して2月上旬、ブロックチェーン企業であるテゾスと提携し、同社を公式トレーニングキットパートナーおよびテクノロジーパートナーとした。同クラブは、メタバースと非代替性トークン(NFT)アイテムの各業界へ参入する計画だ。