ブロックチェーンゲームである「アクシーインフィニティ」、「ゴッズアンチェインド」、「スターアトラス」、「ディセントラランド」、「ザ・サンドボックス」などがブロックチェーンコミュニティ内で注目を集めている一方で、主流のゲーミングコミュニティへの影響は限定的だ。
最近、アンストッパブルゲームズの依頼でワンポールが実施した調査によれば、ブロックチェーンゲームはまだ未開拓の分野であり、ゲーム開発者やスタジオにとって大きな潜在力があることが明らかになった。
2000人の成人を対象にした調査では、52%がブロックチェーンゲームについて全く知らず、32%が知ってはいるが実際にプレイしたことはないと回答した。
スタジオの閉鎖やゲームサーバーのシャットダウンによるゲーム内購入やダウンロードコンテンツ(DLC)の喪失について尋ねたところ、63%の回答者がゲームの永久的なシャットダウンに伴うゲーム内購入やDLCの損失に対して顧客への返金が行われるべきだと考えていることが分かった。
約3分の1(34%)が、ゲームサーバーの閉鎖やビデオゲームのオフライン化の決定は、該当するゲーミングコミュニティによって決定されるべきだと回答した。
ブロックチェーンゲームと持続的なオンラインメタバースは、ゲーマーが非代替性トークン(NFT)とリンクすることで、獲得したゲーム内資産の喪失を防ぐ手段を提供する。ゲーム内資産をブロックチェーンにリンクすることで、ゲーマーは通常再販価値がないゲーム内アイテムやキャラクター、その他のデジタル資産を再販する機会を得ることができる。
ゲーム業界の高度な中央集権化とデジタルダウンロードやストリーミングゲームへの依存度の増加は、ゲーマーをスタジオやパブリッシャーの意のままにしてしまう。スタジオやパブリッシャーはオンラインストアからゲームを取り下げ、オンラインゲームサーバーを定期的にシャットダウンすることがある。さらに、現在のゲーム業界はプレイヤーにとって収益を得る機会がほとんどない状態だ。たとえゲーマーがゲーム内資産を何らかの方法で転売できたとしても、お気に入りのビデオゲームから実際に収益を上げることができるのだろうか。
eスポーツという例外はあるものの、その答えは通常は「ノー」だ。
NFTベースのブロックチェーンゲーム「アクシーインフィニティ」は、プレイヤーが「アクシーズ」と呼ばれるキャラクターを集め、育成し、戦わせるプラットフォームであり、このギャップを埋めようとしている。2021年、アクシーインフィニティは13億ドルの収益を上げ、発展途上国のゲーマーにとって主要な収入源となった。一部のプレイヤーは、月に1300ドルもの収入を得ていた。
アクシーは、ブロックチェーンがゲーム内資産と強固なプレイヤー経済圏を活用し、ゲーム内アイテムの再販市場を創出することで価値を引き出し、プレイヤーに収入源を提供する方法を示すケーススタディとなった。
PR記事「新規口座開設等で最大6000円相当もらえる!先物取引 コピトレで有名な仮想通貨取引所ビットゲット【特典出金可】」