LINEは9月30日、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」で展開する外部企業によるサービスを発表した。ブロックチェーンゲームや電子契約サービス、ソーシャルメディア、ストリーミングサービスなどを展開していく。

9月30日から2つのサービス開始

ブロックチェーンゲーム開発企業のBiscuitlabsは、モバイルRPGゲーム「ナイトストーリー」の日本版の提供を9月30日から開始している。これは主人公がペットと共にバトルをして素材を集め、その素材を組みあわうぇてアイテムを作成したり強化したりするものという。ゲーム内のアイテムはノンファンジブルトークン(NFT)となり、アイテムを交換したり、売却したりすることができる。

もう1つ、9月30日からサービスを開始したのは、電子契約サービスの「リンクサイン」だ。これはリーガルテック企業のComakeが提供するもので、ブロックチェーン基盤の電子契約サービスになる。契約書の作成や署名、締結などをオールインワンで行うことができるという。ブロックチェーンで偽造を防止することができる。

10月以降にソーシャルメディアやストリーミングサービスも

10月以降にも様々なサービスを予定している。

ソーシャルメディアの「aFan」は、ブロックチェーンベースでクリエイターとファンをつなぐソーシャルメディアであり、10月上旬に提供開始を予定している。これは写真家やイラストレーダーなどに直接寄付ができるようになるという。

またMMO戦略ゲーム「リーグオブキングダム」の日本版は10月末に提供開始予定だ。

2020年以内に提供を開始する予定のもとしては、コインプッシュゲーム「CryptoDozer」やソーシャルカラオケアプリ「SOMESING」、eスポーツ専門のビデオストリーミングプラットフォーム「Theta.tv」といったものを予定している。

オルトプラスとアクセルマークが発表していたスポーツゲームについては、2021年以降を予定としている。