著者 クラーケン・インテリジェンス

クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。

今週のビットコインは3万5000ドルを回復したあと、冴えない展開となっている。相変わらずボラティリティが低い地合が続いており、強気派と弱気派は両者とも譲る気配はない一方でどちらも意味ある動きを見せられていない。国外では有給休暇を取る市場関係者も多く、退屈な相場がしばらく続くかもしれない。

ビットコイン/米ドル(1日) 出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily

過去2、3週間、ビットコインが3万ドルのサポートを維持して4万2000ドルのレジスタンスを突破できない限り現在のようなレンジ相場が続くだろうと指摘してきた。ここにきて夏休みの季節が始まった。投資家はキーボードの代わりにR&R(休養)を取る傾向にあり、ボラティリティはますます低くなる。レンジ相場脱出までしばらくかかりそうだ。

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