著者 クラーケン・インテリジェンス

クラーケン・インテリジェンスは、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を行っている。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、デイリー、ウィークリー、マンスリーで最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。クラーケンのビジョンである「仮想通貨の普及」をもとに、クラーケン・インテリジェンスは、トレーダー、投資家、ビジネスピープル、単なる趣味で仮想通貨を勉強する人、これから業界に参入するプレイヤー、そして既存のプレイヤーといった様々なステークホルダーに対して価値あるテーマの選定を心がけている。

ビットコイン6万ドルをめぐる攻防が続く中、痺れを切らして動いたのはアルトコインだった。木曜日に時価総額上位25位のアルトコインは2.3%上昇した一方、ビットコインは0.3%のプラスにとどまった。

アルトコインの中で目立ったのが、DeFi(分散型金融)関連のトークンだ。2020年の「DeFiの夏」はひと夏の思い出に終わってしまった感があったが、最近のNFT(ノン・ファンジブル・トークン)のブームに勇気づけられたのか、DeFiが再び存在感を出し始めているようだ。

また、過去24時間で急上昇したのはライトコイン (LTC)だ。一時は新生ファイルコインに抜かれて時価総額トップ10から陥落したが、現在は再びトップ10入りを果たしてユニスワップ(UNI)と競っている。上昇の背景には、ライトコインが「ビットコインライト(BitcoinLite)」に改名するという「ニュース」が飛び込んだことがあるかもしれない。ライトコイン創設者のチャーリー・リー氏が言及したのだが、エイプリルフールなのかどうかは定かではない・・・。

 

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。