日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は1月31日、12月の統計情報を更新した。国内での仮想通貨取引高は、現物取引・証拠金取引ともに前月比で減少。2ヶ月連続での減少となった。取引量についても2ヶ月連続で減少となった。

12月の取引高は現物取引が前月比20.6%減の2794億9600万円、証拠金取引が同13.4%減の3兆83億4900万円だった。12月はビットコインが7000ドル台で推移し、一時6000ドル台まで価格が下落するなど、全体的に相場が軟調だったこともあり、取引高が伸び悩んだとみられる。

円建ての仮想通貨保有額はビットコイン(BTC)がトップを維持し、2位はXRP、3位がイーサ(ETH)だった。保有額は各銘柄で減少している。

ちなみに今月の統計から仮想通貨保有銘柄の中にNEMが追加された。12月時点のNEMの保有額は52億500万円。ライトコイン(21億9200万円)やモナコイン(43億2300万円)よりも多かった。

(「仮想通貨の現物保有額(円建て)」 出典:JVCEA

保有数量はビットコインとXRPは増加、ETHは微減となっている。

(「仮想通貨保有量の増加率」 出典:JVCEA