米国のバイデン大統領の次男ハンター・バイデン氏が銃器購入を巡る連邦法違反など3件の罪で有罪判決を受けた。これを受け、バイデン大統領らをネタにしたソラナのミームコインが一時的に急騰し、その後反落した。

コインゲッコーのデータによれば、バイデン大統領を意図的に誤表記したトークン「ジョー・ボーデン(BODEN)」は、6月11日にハンター氏が有罪判決を受けた後の5時間で26%上昇して約0.20ドルに達した。

同時期に、ハンター・ボーデン(HUNTBODEN)トークンは116%上昇し、日中高値の0.0022ドルに達した。一方、ファーストレディをテーマにしたジル・ボーデン(JILLBODEN)は9%急落した。

これらのトークンの急騰は続かず、BODENとHUNTBODENはそれぞれ過去24時間で6%と54%近く下落し、JILLBODENは14.7%下落した。

BODEN 24-hour price chart showing a gain around the time of Hunter Biden’s conviction. Source: CoinGecko

HUNTBODENトークンの時価総額は58万3000ドルで、BODENの1億2460万ドルを大きく下回っている。

ハンター・バイデン氏は、2018年に拳銃を購入する際に薬物使用者ではないと虚偽の申告をした罪で有罪判決を受けた。

一方、バイデン大統領の政治的ライバルであるドナルド・トランプ前大統領をテーマにした意図的に誤表記されたソラナのミームコイン「ドランド・トレンプ(TREMP)」は同日に12%下落し、0.93ドルに達した。

これらの価格下落は、広範な仮想通貨市場の下落とともに発生している。主要なミームトークンであるドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、ドッグウィフハット(WIF)は、過去1日で5%以上の下落を見せており、ペペ(PEPE)は唯一5.5%のわずかな上昇を見せている。

ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)もそれぞれ3%と4.5%の下落を見せている。

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