富士通は6日、ブロックチェーンを活用し、観光地や商店施設などの特定地域で利用可能なデジタルポイントやクーポンの流通の仕組みを提供するクラウドサービス「ブロックチェーンアセットサービス」の販売を開始した

 利用者は、特定の地域内に設置されたQRコードなどをスマートデバイスで読み込むことで獲得できる、デジタル化されたポイントやスタンプ、クーポンを取得し、店舗や商業施設で使用可能なクーポンなどに変換可能。

 ブロックチェーンアセットサービスの導入側は、イベントのアプリなどとブロックチェーンアセットサービスのAPIを連携させることにより、観光地巡りのイベントや商業施設のキャンペーンなどにおける集客率の向上や購買意欲の増進が期待できるという。

 コインテレグラフは4月、富士通が台湾のファミリーマートと連携し、ブロックチェーンを活用したポイント管理システムの実証実験を行っていると伝えた