SBIホールディングスは、マイニングチップ製造およびマイニングシステムの開発を行うSBI Mining Chip(SBIMC)を設立したと発表した。マイニングチップの開発・製造については、同分野で実績を有する米国の大手半導体素子メーカーと連携して行うことも示唆した。3月22日公開の同社プレスリリースで明らかにした

SBIホールディングスは、仮想通貨取引所やブロックチェーン関連事業、デジタル資産を基盤とする様々な事業を推進していると解説し、次のように続けた。

これまで仮想通貨マイニングは海外を中心に行っていたが、今後は、SBIMCを通じてマイニング専用チップ製造とマイニングシステム開発の領域にも進出することを決定した。

SBIMCの代表者には、最先端の半導体を中心としたエレクトロニクス分野の専門家兼起業家のアダム・トレイドマン氏が就任。

マイニングチップの開発・製造に関しては、同分野で実績を有する米国の大手半導体素子メーカーと連携して行う予定。健全な仮想通貨市場の発展のため、効率的で信頼性が高く、持続可能なマイニング事業を推進するとした。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Japan: SBI Group Sets Up Spin-Off to Manufacture Crypto Mining Chips