証券監督者国際機構(IOSCO)は4日、フェイスブックの仮想通貨リブラを含むステーブルコインは既存の証券規則の適用は可能であるとの見方を示した。
声明の中で、IOSCOのアシュリー・オルダー議長は「いわゆるステーブルコインは規制対象証券が持つ典型的な機能を有している」とし、登録や報告といった既存の証券規則が適用される可能性に言及した。
ステーブルコインの導入について「国際協調を奨励する。ステーブルコインのリスクを特定、軽減し、恩恵を享受することが可能」とした。
さらに「世界中からの提案を広く受け止め、建設的に進めることが重要」と述べた。