機関投資家は、イーサリアム(ETH)と競合するレイヤー1ブロックチェーンに注目するようになっている。イーサリアム投資商品からの流出が続き、アルトコイン投資商品への流入が増加した。

コインシェアーズの最新のデジタル資産レポートによれば、先週にアバランチ(AVAX)やソラナ(SOL)、テラ(LUNA)、アルゴランド(ALGO)の投資商品での資金流入が増加した。アバランチの投資商品の流入額は180万ドル、ソラナ投資商品は80万ドル、テラ投資商品は70万ドル、アルゴランド投資商品は20万ドルだった。

一方でイーサリアイ投資商品では1690万ドルの流出となった。これは3週間連続での流出であり、その合計は5930万ドルにのぼった。

ビットコインは260万ドルの流入となっており、投資家は依然としてデジタルゴールドを支持しているようだ。

Weekly flows showing $16.9m outflows from Ethereum. CoinShares.

レイヤー1ブロックチェーンへの人気が足元で高まっている。DappRadarのデータによれば、過去7日間でソラナの分散型アプリ(DApp)の使用は増加している。分散型取引所Orcaの使用量は43%増加し、自動マーケットメーカーのRaydiumは15.5%増加している。