15日の仮想通貨(暗号資産)ビットコインは9700ドルを推移している。ここ1週間ほどでジリジリと値を上げている中で、重要ラインを突破することで「ショータイム」が始まるとの指摘が出ている。
(出典:Coin360 5月15日午前10時45分)
多くのアナリストが重要ラインと指摘しているのが10500ドルのレジスタンスラインだ。このレベルを上抜ければ急上昇する動きを見せるかもしれないという。
ファンドストラットでテクニカルアナリストを務めるロバート・スライマー氏は200日移動平均が強気に働いていることを指摘。さらに2018年から続くダウントレンドを抜けるための重要ラインが10500ドル付近にあり、ここで強気派と弱気派の攻防が起きていることを分析した。
「ブルベアの信念がテストされようとしていることから、ビットコインの次の動きがすぐにでも始まるだろう。弱気派は10000〜10500の間で下降トレンドに注視する。強気派は長期の上昇トレンド(200SMA)を背景に持っている。先週の反発は、ビットコインが200DMAから急速に反発したためだ」
Next directional move on tap for $BTC's as bull-bear convictions are about to be tested. Bears can point to the downtrend at 10-10.5K. Bulls have the long-term uptrend (200-week sma) at their back and the past week's resilience as BTC's quickly rebounded from its 200-dma. pic.twitter.com/QrZ4SxYsxR
— Robert Sluymer (@rsluymer) May 14, 2020
さらに著名仮想通貨アナリストであるギャラクシーは10500ドルを「今年最も強気のテクニカルイベントになる」とツイート。そしてこれを突破したらいよいよ「ショータイムの始まりだ」と強気の姿勢を示した。
ただ、10500ドルを一度抜けてもすぐに下落する可能性も指摘されている。
同じく仮想通貨アナリストのBTC_JackSparrowは今月18日〜20日頃に10500から11000ドルに到達するものの、すぐに9万〜95000のサポートに急落すると予想している。