フォビグローバルが4日に発表した2つの内容は、同社がポルカドット(DOT)ネットワークのキープレイヤーになろうとする意向を示しているようだ。

セーシェル共和国を拠点とするフォビは、ポルカドットのエコシステム全体で「開発者、イベント主催者、コンテンツ制作者、アンバサダー」を支援するため、ポルカドット・スポンサーシッププログラムを発表した。さらにフォビ・イノベーション・ハブが500万ドル分のテザー(USDT)ファンドを設立した。

スポンサーシッププログラムでは、個人が仮想通貨取引所フォビの特別資産上場セクションである「ポルカドット・エコシステムゾーン」に上場するためのポルカドットのプロジェクトを推薦できる。スポンサーには、フォビの年次カンファレンスやその他のオフラインイベントへの招待もあるという。

スポンサーは、ポルカドットの大量保有が応募の条件となっている。最低要件として、30万DOT(150万ドル以上)を保有し、そのうちの半分は資産証明書としてフォビにロックされている必要がある。

フォビは3日にもオラクルプロバイダーであるチェインリンクと、ポルカドットエコシステムのセカンドレイヤー(レイヤー2)技術であるPlasmネットワークの創業メンバーを含め、分散型金融(DeFi)に焦点を当てたアライアンスを開始した

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン