大手仮想通貨(暗号資産)取引所フォビ(Huobi)は、より正確な価格情報を提供するため、価格データをチェーンリンク(Chainlink)のエコシステムと統合させる。

バイナンス(Binance)は2019年10月にデータをチェーンリンクのオラクルに提供する最初の大手取引所だったが、フォビは、フォビ・ウォレットを介してシステム上で独自のノードを実行することにより、さらに一歩前進した。これにより、フォビは独自の価格データに署名できるようになり、ユーザーはフォビのノードからの取引所データが本物であり、直接の情報源であることを確認できる。

フォビ・ウォレットのウィル・フアンCEOは次のように述べている。

「DeFiは、透明でオープンでプログラム可能な金融商品を提供するというユニークな価値を提案している。チェーンリンクのユーザーにフォビ・グローバル・エクスチェンジ・データへのアクセスを提供し、独自のチェーンリンクノードを実行することで、この新たなトレンドへの関与を加速させることを嬉しく思う」

価格のペアの最初のバッチには、BTC/ETH、BTC/USDT、ETH/USDT、LINK/ETHが含まれている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン