Bitgetは、世界での登録ユーザー数が1億2,000万人を超え、1日の取引量は200億USDTにも達する大規模な仮想通貨取引所です。

2024年の透明性レポートでは、総ユーザー数で第2位の取引所エコシステムと発表されており、世界中の投資家から高い支持を得ています。

そんなBitgetに口座を開設したものの、「入金方法がよく分からない」「入金したのに反映されず困っている」と感じる方も少なくありません。そこで本記事では、Bitgetの入金方法の種類を解説し、それぞれの入金方法を画像つきで紹介します。

さらに、入金できないときに確認すべきポイントについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

【初心者向け】Bitgetへの入金はどれがいい?5つの方法を比較

Bitgetに入金する方法はいくつかありますが、大きく分けると以下の5つの方法があります。

  • 仮想通貨での入金

  • 法定通貨での入金

  • クレジットカードでの入金

  • P2P取引での入金

  • Bitget Cardでの入金

仮想通貨での入金

まずもっとも一般的なのは、仮想通貨を使った入金方法です。この場合は、日本の国内取引所で日本円を使ってリップルやビットコインといった仮想通貨を購入し、その通貨をBitgetに送金します。

すでに国内取引所で口座を持っている人や、仮想通貨の送金に慣れている人には便利な方法といえるでしょう。

法定通貨での入金

法定通貨での入金は、サポートされている現地銀行振込を利用してBitgetアカウントに入金する方法です。

2025年9月時点では、以下の通貨での入金に対応しています。

  • EUR(ユーロ)

  • VND(ベトナムドン)

  • PLN(ポーランドズロチ)

  • CZK(チェココルナ)

  • HUF(ハンガリーフォリント)

  • DKK(デンマーククローネ)

  • AUD(オーストラリアドル)

  • CAD(カナダドル)

  • NOK(ノルウェークローネ)

  • SEK(スウェーデンクローナ)

  • CHF(スイスフラン)

  • MXN(メキシコペソ)

  • BRL(ブラジルレアル)

  • ZAR(南アフリカランド)

日本円はサポート対象外であり、さらに日本国内からは法定通貨の銀行振込は利用できないため、この方法は海外在住の日本人ユーザーに限定される点に注意してください。

クレジットカードでの入金

クレジットカードでの入金は、カードを使って仮想通貨を購入し、そのままBitgetに反映させる方法です。

2025年9月時点で利用できるのは、以下のカードおよび決済サービスです。

  • VISA

  • Mastercard

  • Google Pay

  • Apple Pay

なおBitgetでクレジットカードやデビットカードを使う場合には、「成功率」という指標があります。これは、日本の銀行が発行したカードで取引した際、どの程度の確率で決済が完了するかを示すものです。

成功率が100%にならない理由としては、銀行のセキュリティによるブロックやカード発行会社の利用制限が挙げられます。日本の銀行では、不正利用防止の観点から、海外の仮想通貨に関連する送金を遮断するケースが少なくありません。

さらに、カード会社によっては特定の取引そのものを禁止している場合もあります。

Bitgetの公式サイトによれば、比較的成功率が高いとされる日本の発行銀行・カード会社は次のとおりです。

  • ペイペイカード株式会社

  • SBI住信ネット銀行株式会社

  • クレディセゾン株式会社

  • 楽天銀行株式会社

  • オリエントコーポレーション株式会社

  • UCカード株式会社

  • ライフカード株式会社

  • ゆうちょ銀行

  • セブンカードサービス株式会社

  • イオンクレジットサービス株式会社

出典:クレジットカード/デビットカードの成功率:日本の銀行の場合 -Bitget

これらのカードを持っている場合、他の発行元に比べてスムーズに入金できる可能性があります。

P2P取引での入金

「P2P取引(ピアツーピア取引)」は、ユーザー同士が直接やり取りして仮想通貨を購入する方法です。

Bitgetの「P2Pマーケットプレイス」では、売り手が自分の希望する価格で取引を作成し、それを「広告」として公開します。買い手はその広告の中から希望条件に合うものを選び、購入注文を出すことでマッチングが成立し、仮想通貨を取得できる仕組みです。

この方法の大きな特徴は、日本円で購入できる点にあります。買い手は銀行振込やデジタルウォレットなど、合意した方法を使って売り手に代金を送金します。

Bitget Cardでの入金


『Bitget Card』は、Bitgetが発行するVISAカードです。利用時には、資金調達アカウントの残高がリアルタイムで米ドルに交換され、そのまま決済に使える点が特徴となっています。入金にも対応しているため、利便性の高いサービスといえるでしょう。

ただし、このBitget Cardは誰でも利用できるわけではありません。招待制が採用されており、BitgetのVIPユーザーのみが使用可能です。

「ウェイティングリストに参加する」ことで申し込みができますが、すぐに使えるわけではありません。そのため、これからBitgetを始める初心者にとっては現時点で利用できない選択肢となります。

Bitgetへの入金はどれを選ぶべき?目的別のおすすめルート

仮想通貨初心者や中級者の方は、どの方法でBitgetに入金すればよいのでしょうか。ここからは、目的ごとにおすすめの入金ルートを紹介します。

  • 手数料を抑えるなら仮想通貨での入金

  • スピード重視で今すぐ取引するならクレジットカード

  • 日本円でBitgetを始めたいならP2P取引

手数料を抑えるなら仮想通貨での入金

できるだけコストを安く抑えたい方には、仮想通貨での入金がおすすめです。Bitgetへの仮想通貨入金自体には手数料がかかりません。

国内取引所からBitgetへ送金する際には、出金手数料やブロックチェーンのネットワーク手数料が発生する場合がありますが、リップル(XRP)やライトコイン(LTC)のように送金手数料が安い通貨を選べば負担を最小限に抑えられます。

たとえば、国内取引所のbitbankではリップルの出金手数料が0.1XRP、ライトコインが0.0015LTCです。2025年9月時点のレートで計算すると、0.1XRPは約41円、0.0015LTCは約24円となります。

一方、P2P取引は為替レートが高く設定されていることが多く、クレジットカード入金も手数料が割高になりがちです。

そのため、国内取引所を経由する手間はあるものの、仮想通貨での入金が最もコストを抑えられる方法といえるでしょう。

スピード重視で今すぐ取引するならクレジットカード

クレジットカードを利用すれば、銀行振込のように金融機関の営業時間に左右されることなく、すぐに仮想通貨を購入して取引を始められます。

「今すぐ取引を始めたい」「国内取引所から送金するのは手間」と感じる方にとって、便利な入金方法といえるでしょう。

ただし注意点があります。Bitgetではクレジットカード入金に対して直接の手数料はかかりませんが、決済が海外利用扱いとなります。

そのため国際ブランドの基準レートに加え、カード発行会社が設定する海外事務手数料が上乗せされ、結果として為替レートが割高になりやすいのです。

またBitgetではクレジットカード入金の際に決済代行業者(サードパーティ)を利用する方法もあります。サードパーティとは、Bitgetと提携している外部の決済サービスプロバイダーを指し、この方法を選んだ場合もサードパーティに対して手数料が別途発生します。

なお、Bitgetでは不定期にサードパーティの手数料無料キャンペーンを実施しています。この期間にクレジットカードで入金すれば、通常よりもコストを抑えられるでしょう。

日本円でBitgetを始めたいならP2P取引

クレジットカード以外で日本円を使ってBitgetを始めたい場合は、P2P取引が選択肢となります。

この方法では、買い手が銀行振込やデジタルウォレットなど、売り手が提示する支払い手段を通じて代金を送金し、日本円で仮想通貨を購入できます。

ただし、P2P取引には注意が必要です。多くの場合、交換レートが市場より高めに設定されているからです。

たとえば、2025年8月30日時点の為替レートは1ドル=146.82円でしたが、同時期のBitgetのP2Pマーケットプライスにおける上位広告主の提示レートは、1USDT=155円、160円、161円といった水準でした。

USDTは米ドルとほぼ同じ価格に連動するよう設計されています。そのため、このようなケースでは、実質的に割高な価格で購入していることになります。

とはいえ、国内取引所を経由する手間を省きたい方や、多様な支払い手段に対応した方法でBitgetに入金したい方にとっては、P2P取引は有効な選択肢といえるでしょう。

【画像でわかる】Bitgetの仮想通貨入金方法・手順を解説

Bitgetで仮想通貨を利用して入金する方法は、以下のとおりです。

  1. Bitgetと国内取引所の口座開設・本人確認を済ませる

  2. 国内取引所で仮想通貨を購入する

  3. 入金アドレス・タグをコピーする

  4. 送金元で入金アドレス・タグを貼り付けて送金する

STEP1.Bitgetと国内取引所の口座開設・本人確認を済ませる

Bitgetへ入金する前に、まず事前準備が必要です。Bitgetでは2023年9月1日から、すべての新規ユーザーに本人確認(KYC認証)が必須となりました。アカウントを登録してログインしたら、最初にKYC認証を行いましょう。

また、国内取引所の口座開設も必要です。利用予定の取引所でアカウントを作成し、本人確認まで済ませてください。

STEP2.国内取引所で仮想通貨を購入する

次に、Bitgetへ送金する仮想通貨を決めましょう。ここでは例としてXRPを使用します。XRPと決めたら、開設済みの国内取引所で購入してください。

なおここからは例として国内取引所bitbankの画像を利用しますが、やや画面は異なるものの、どの取引所も大きな差はありませんので、ぜひ参考にしてください。

bitbankアプリを開いたら、画面下部の「取引所」をタップします。取引所で取り扱っている銘柄一覧が表示されるので、XRPを選択してください。

そのまま取引所画面からXRPを購入しましょう。

以上で国内取引所での準備は完了です。

STEP3.入金アドレス・タグをコピーする

国内取引所で仮想通貨を購入したら、次はBitget側で送金用の入金アドレスを取得します。

Bitgetアプリを開き、画面下部の「資産」をタップしてください。続いて中央にある「資金を追加」を選びます。

表示された項目から「暗号資産の入金」をタップしましょう。

「通貨を選択」の検索窓でXRPを検索して、タップしましょう。



QRコード、入金アドレス、タグ/メモが表示されます。QRコードはウォレットアプリでスキャン可能ですが、ここでは入金アドレスを使用しましょう。

「入金アドレス」の項目に英数字が表示されているので、コピーしてください。なお表示された英数字をコピーする際は、必ずコピーアイコン(クリップのマーク)をタップしてください。

また、ネットワークが「XRP(Ripple)」になっていることを確認しましょう。「ネットワーク」とは、どのブロックチェーンを使ってその仮想通貨を送るかを指定するものです。

仮想通貨は同じ銘柄でも異なるブロックチェーン上に存在する場合があり、送金元と受取先でネットワークが一致しないと正常に送金されません。

さらに、銘柄によっては送金に「タグ/メモ」が必要です。これは「宛先タグ」とも呼ばれ、送金された通貨が利用者本人のものかを識別するために使用されます。

XRPの場合、このタグが必須なので忘れずにコピーしてください。


ここまででBitgetでの準備は完了です。

STEP4.送金元で入金アドレス・タグを貼り付けて送金する

最後に、bitbankで先ほどコピーした入金アドレスと宛先タグを入力して送金します。

bitbankアプリを開いたら、画面下部の「メニュー」をタップし、「出金」を選択してください。


送金する通貨としてXRPを選ぶと「XRPアドレスを追加」の画面に移動します。

ラベルは自分が分かりやすいものを入力しましょう。たとえば「bitget - xrp」としておくと「これはBitgetにXRPを送る際に使用するアドレスとタグ」と、あとで把握しやすくなります。

次に、ネットワークを「XRP」に設定し、コピーしておいた「入金アドレス」と「宛先タグ」を貼り付けてください。

続いて、出金数量を入力し「出金内容を確認」をタップします。

確認画面で内容に問題がなければ「送金」を押して完了です。

取引所によっては、登録済みのメールアドレスに「出金申請承認」のメールが届く場合があります。その場合は、メール内のURLをクリックすると送金処理が開始されます。

以上で、仮想通貨によるBitgetへの入金手続きは完了です。

【画像でわかる】Bitgetのクレジットカード入金方法・手順を解説

Bitgetでクレジットカードやデビットカードを利用して入金する方法は、以下のとおりです。

  1. Bitgetの口座開設・本人確認を済ませる

  2. 購入する銘柄と購入額を決定する

  3. クレジットカードの情報を入力し購入する

STEP1.Bitgetの口座開設・本人確認を済ませる

仮想通貨の送金方法と同様に、まずはBitgetの口座を開設し、本人確認(KYC認証)を完了させましょう。

これを済ませておかないと、クレジットカード入金を利用できません。

STEP2.購入する銘柄と購入額を決定する

準備ができたらBitgetアプリを開き、画面下部の「資産」から「資金を追加」をタップしてください。

「資金を追加」の画面に移動したら、「暗号資産を購入する」メニューの中にある「購入/売却」を選びます。

次に購入したい銘柄を選択し、購入金額を入力してください。特に希望がない場合は、取引に使えるUSDTを選んでおくと便利です。なお2025年9月現在、最低金額2,300円〜最高金額1,400,000円まで購入可能です。


金額を入力後、「購入」をタップします。


すると「購入単価」「お支払い額」「手数料」などの詳細が表示されます。内容を確認し、問題がなければ下部の「銀行カードの追加」を押しましょう。


STEP3.クレジットカードの情報を入力し購入する

銀行カード情報入力画面に移動するので、クレジットカード情報を正しく入力してください。


入力が終わったら「注文の発注」を押します。その後「保留中...」と表示されている間は処理中のため、画面を更新せずに待ちましょう。

「購入完了」と表示されれば、クレジットカードによる入金手続きは終了です。

【画像でわかる】BitgetのP2P取引入金方法・手順を解説

BitgetでP2P取引を利用して入金する方法は、以下のとおりです。

  1. Bitgetの口座開設・本人確認を済ませる

  2. P2Pを選択し広告主を選ぶ

  3. 購入手続きを行う

STEP1.Bitgetの口座開設・本人確認を済ませる

仮想通貨の送金と同じように、まずはBitgetの口座を開設し、本人確認(KYC)を完了しておきましょう。これを済ませていないとP2P取引は利用できません。

STEP2.P2Pを選択し広告主を選ぶ

Bitgetアプリを開き、画面下部の「資産」をタップします。続いて中央にある「資金を追加」を選択してください。


「資金を追加」の画面に進んだら、暗号資産を購入する項目の中から「P2P」を選びましょう。

すると「広告主」が一覧表示されます。それぞれの広告主には、金額・数量・支払い方法などの条件が記載されています。

支払い方法は画像の赤い矢印で示している箇所です。

銀行振込やPayPay、LINE Payなど、多彩な選択肢があります。BitgetのP2Pでは100種類以上の支払い方法が用意されているため、自分に合った方法を選び「購入」をタップしましょう。

購入画面に移動します。希望に合えば「USDTを手数料無料で購入」をタップしてください。


STEP3.購入手続きを行う

注文が作成されます。内容に間違いがなければ「次へ」を押して進みます。

支払いの進捗情報画面に移動したら、指定された方法で売り手に代金を送金します。ここでは銀行口座の詳細やウォレット情報など、必要な支払い先情報が表示されるので、正しく送金してください。

支払いを終えたら「支払済み相手に通知する」ボタンをタップします。この操作により、相手に送金完了が通知されます。

あとは売り手側の確認を待つだけです。承認されると入金が反映され、資産ページのアカウント残高で確認できるようになります。これで取引は終了です。

なお、上の画像にあるように、支払いには制限時間が設定されているので、注意して取引を進めてください。

初心者必見!Bitgetへの入金前に知っておくべきルール

Bitgetに入金する前には、いくつかの重要なルールがあります。これを理解していないと入金が反映されなかったり、そもそも入金ができないこともあります。

スムーズに取引を始めるために、必ず確認しておきましょう。

Bitgetへ入金するにはKYC認証が必要

Bitgetで入金を行うには、まず「KYC認証」と呼ばれる本人確認手続きが必要です。KYC認証を完了することで、入金や出金だけでなく、P2P取引、現物取引、先物取引といった各種サービスが利用できるようになります。

言い換えると、KYC認証を行わない限り、Bitgetをほぼ活用することはできません。そのため、アカウントを開設したら必ずKYC認証を済ませてください。

KYC認証の手順はシンプルです。

まず本人確認書類をアップロードし、そのあとスマホのカメラで自分の顔を撮影して顔認証を行います。提出後はBitget側で審査が行われ、通常は数分から数十分で完了します。

KYC認証に利用できる本人確認書類は以下のとおりです。

  • 政府発行の身分証明書

  • パスポート

  • 運転免許証

  • 滞在許可証

これらの書類を準備しておけば、手続きをスムーズに進められるでしょう。

Bitgetへの入金が可能な通貨

Bitgetには、BTC、ETH、XRP、USDT、BNB、SOL、USDC、TRX、DOGE、ADA、LINK、HYPEなど時価総額上位の主要な銘柄や、その他たくさんの通貨が入金できます。

国内取引所で取り扱われている代表的な仮想通貨であれば、ほとんどが入金可能なので困ることはないでしょう。

Bitgetへの直接日本円入金は不可

Bitgetでは、日本円を直接入金することはできません。

国内取引所であれば、日本円をそのまま入金し、円建てで仮想通貨を購入できますが、Bitgetでは円は利用できない仕組みです。

日本円を使う場合は、クレジットカード決済やP2P取引を通じてUSDTなどのステーブルコインを購入する必要があります。

つまり、日本円を間接的に利用することは可能ですが、直接円を入金できない点には注意しましょう。

Bitgetの入金手数料

Bitgetでは、入金時に手数料はかかりません。そのため、安心して利用できます。

ただし、国内取引所からBitgetに仮想通貨を送金する場合には、国内取引所側の出金手数料やブロックチェーン上のネットワーク手数料が発生します。この点はあらかじめ理解しておきましょう。

トラベルルールとは


2023年6月に「犯罪による収益の移転防止に関する法律」が改正され、仮想通貨の送金においてトラベルルールが義務化されました。

簡単に言うと、ユーザーが仮想通貨を送金する際には、送金元と送金先の情報を提供する必要があるという仕組みです。

導入の目的は、マネーロンダリングやテロ資金供与などの犯罪に悪用されないようにするためで、不正利用があった場合にも取引を追跡できるようにする狙いがあります。

このトラベルルールに対応するため、取引所では『TRUST』と『SYGNA』という主に2種類の技術「トラベルルール対応ソリューション」が利用されています。

問題となるのは、どちらのソリューションを採用しているかによって、送金可能な取引所が制限される点です。異なるソリューションを使う取引所間では、直接の送金ができません。

たとえば、Coincheckは『TRUST』を導入しています。そのため、同じく『TRUST』を利用しているbitFlyerへは送金できますが、『SYGNA』を採用しているbitbankやBITPOINTなどへは送金できません。

また、海外取引所の場合は、同じ『TRUST』を導入していても送金できないケースがあります。独自の審査基準を設けており、送金先が限定されているためです。実際の例として、CoincheckからBitgetへは送金できません。

2025年9月時点でBitgetへ送金可能な主な国内取引所は以下のとおりです。

  • bitbank

  • GMOコイン

  • BitTrade

  • bitFlyer

このように、トラベルルールによる制約のため、取引所間で直接送金できない場合があるので注意が必要です。

Bitgetに入金できない!反映されない!考えられる原因と対処法

Bitgetに入金できない場合、主に考えられる原因は以下のとおりです。

  • 原因1:入金アドレスとタグが誤っている

  • 原因2:ネットワークを間違えている

  • 原因3:最低入金額以下で送金している

  • 原因4:入金反映時間にかかる遅延

  • 原因5:タグやメモが未入力

  • 原因6:トラベルルールにより送金が制限されている

それぞれの原因と対処法を確認していきましょう。

原因1:入金アドレスとタグが誤っている

まず最も多い原因は、入金アドレスやタグを間違えて入力しているケースです。アドレスが間違っていると入金が反映されないだけでなく、別のアドレスへ送金されてしまう恐れもあります。

しばらく経っても反映されない場合は、送金履歴を確認し、入力内容に誤りがないかを確かめましょう。もし誤送信していた場合は、送金元に問い合わせを行ってください。

誤って他人のアドレスに送金してしまった場合、相手と交渉して返金してもらえることもありますが、戻ってこない可能性もあります。このように送金ミスによって仮想通貨を失ってしまう状況は「セルフGOX」と呼ばれています。

同じ失敗を防ぐためには、入金アドレスやタグは必ずコピー&ペーストを使いましょう。一文字でも誤りがあると送金は成立しませんので、十分注意してください。

さらに、万が一の送り間違えに備える方法として、まず少額をBitgetにテストとして送金し、着金を確認したうえで本送金を行う手順も有効です。このように段階を踏むことで、リスクを最小限に抑えられるでしょう。

原因2:ネットワークを間違えている

次に考えられるのは、ネットワークを誤って選択しているケースです。アドレスやタグを正しく入力していても、ネットワークが一致していなければ入金は反映されません。

たとえばETHの場合、複数のネットワーク上で取引が行われています。入金先と出金元で異なるネットワークを選択してしまうと、資産を失うリスクがあります。対処法としては、送金前に必ず入金先と出金先のネットワークが一致しているかを確認しましょう。

原因3:最低入金額以下で送金している

Bitgetでは通貨ごとに最低入金枚数が設定されています。もし最低入金額を下回って送金すると、入金が反映されないため注意が必要です。

代表的な通貨の最低入金額は以下のとおりです。

送金前に必ず最低入金額を確認し、不足しないようにしましょう。

原因4:入金反映時間にかかる遅延

もう1つの原因として、入金の反映に時間がかかっている可能性があります。仮想通貨の送金はネットワークの混雑状況に左右されるため、普段より反映が遅れるケースも少なくありません。また、通貨ごとに送金時間の目安が異なります。

たとえば、BTCは約10分程度とされており、ETHの場合はおおよそ15秒、XRPの場合は約3.3秒で完了すると言われています。

ただし、これらはあくまで理論上の数値であり、実際にはXRPでも数分かかることは珍しくありません。

このため、送金後すぐに反映されなくても慌てず、一定時間は待つようにしましょう。

もしいつまで経っても入金がされない場合は、「ブロックチェーンエクスプローラー」を使用して現在のトランザクションの承認状況を確認することができます。

送金した取引所の送金履歴から、「トランザクションID(TxID)」という、その送金に割り当てられたIDを探し、このTxIDをブロックチェーンエクスプローラーで検索をかけてみましょう。

そうすると送金した取引のステータスを追跡でき、その送金が「いつ」「どこから」「どこへ」「いくら」送られ、今「完了」しているか「処理中」なのか、といった詳細な状況が表示されます。

なおブロックチェーンエクスプローラーは通貨の種類によって異なります。主な通貨のエクスプローラーは以下のとおりです。

BTC:https://www.blockchain.com/explorer

XRP:https://bithomp.com/explorer/

ETH:https://etherscan.io/

USDT:https://tronscan.io/#/

いつまで経っても入金がされない場合は、一度確認してみるとよいでしょう。

原因5:タグやメモが未入力


入金が反映されない理由の1つとして、タグやメモの未入力があります。XRPなど一部の仮想通貨では、送金する際にアドレスに加えてタグやメモを入力しなければなりません。

もしタグやメモを入力せずに送金してしまった場合は、送金元と送金先の両方の取引所に連絡し、返却が可能か確認してください。

ただし、必ず返金されるわけではなく、資産が戻らない可能性もあります。そのため、送金前にタグが必要な通貨かどうかを必ず確認しましょう。

原因6:トラベルルールにより送金が制限されている

トラベルルールの影響により、送金が制限されているケースもあります。

この場合は、Bitgetへ送金可能な国内取引所を利用すると安心です。

なお、すでにCoincheckなどBitgetへ送金できない国内取引所を利用している方は、MetaMaskなどの個人用ウォレットを経由する方法も有効です。

具体的には、まず国内取引所で仮想通貨を購入し、一旦ウォレットに送金し、そのあとウォレットからBitgetへ送る手順を取ることで入金できます。

【2025年9月最新】Bitgetの入金キャンペーン

Bitgetでは定期的に入金や取引・新規登録キャンペーンなどを実施しています。2025年9月の入金に関する主なキャンペーンは以下のとおりです。

新規ユーザー向けウェルカムパック

このウェルカムパックは「新規ユーザー入金・取引チャレンジ」と「200 USDTのBTC先物ポジションブーストクーポン」の2種類で構成されています。

まずBitgetに新規登録すると、自動的に「新規ユーザー入金・取引チャレンジ」に参加登録されます。報酬を受け取る条件は、登録後7日以内に、純入金と先物取引の両方を完了することです。

期間中の累積入金額と取引額に基づいて報酬が獲得でき、最大で6,000USDTまで受け取ることができます。

一方で「200 USDTのBTC先物ポジションブーストクーポン」は、KYC認証を完了した新規登録ユーザーに付与され、BTC先物ポジションを建てる際に利用できます。

Bitgetの入金に関するよくある質問

Bitgetは日本円での入金は可能?

Bitgetでは、日本円を直接入金することはできません。

ただし、クレジットカードやP2P取引を利用して日本円からUSDTを購入し、そのあとにほかの通貨へ交換するといった間接的な方法であれば利用可能です。

Bitgetの入金反映時間はどれくらい?


入金方法によって反映までの時間は異なります。

たとえば仮想通貨で入金する場合は、通貨の種類によって差がありますが、おおむね5分〜10分程度で反映されます。

クレジットカードで入金する場合は、カード発行会社や決済プロバイダーによって多少変動しますが、多くの場合は10分以内に処理が完了します。

P2P取引では、取引相手に手続きが依存するため時間に幅がありますが、一般的には1分〜15分ほどで完了することが多いです。

Bitgetは危険?安全性は高い?

Bitgetを運営する『Bitget Limited』は、2018年にシンガポールで設立され、現在は本社をセーシェル共和国に置いている仮想通貨取引所です。

公式発表によると、世界の登録ユーザー数は1億2,000万人に達しており、信頼性の高さがうかがえます。また、複数の国で金融ライセンスを取得しており、法的および倫理的基準を遵守しています。

そのため、危険性は低く、他の大手取引所と同様に安全性は高いといえるでしょう。

ただし、Bitgetは日本の金融庁に登録されていません。「無登録で暗号資産交換業を行う者について」として警告が出されていますが、ユーザーがBitgetを利用すること自体は違法ではありません。

Bitgetの手数料にBGBを使用するには?

Bitgetでは、取引所のネイティブトークンであるBGBを使うことで手数料の割引を受けられます。

具体的には、BGBで手数料を支払うと、現物取引手数料が自動的に20%割引になります。

利用方法は以下のとおりです。

まず、Bitgetアプリを開き、下部の「ホーム」をタップして「もっと見る」を押します。


次に画面を下にスクロールし、「その他」から「手数料一覧」を選択してください。

最後に「BGB手数料割引 −20%」のボタンをオンにしましょう。


以上で手数料にBGBが適用され、自動で20%割引が反映されます。

なお、BGBを保有していない場合は、BGBによる支払いは選択できず、割引も適用されないので注意が必要です。

P2P取引でトラブルが起こった場合はどう対処したらいい?



P2P取引でトラブルが起こった場合は、カスタマーサポートに「異議申し立てを提出」しましょう。支払い後に表示される注文詳細ページの画面下部にある「異議申し立て提出」ボタンをタップします。

次に、トラブルの種類やスクリーンショットなどをアップロードして異議申し立てを行うと、カスタマーサポートチームが内容を確認し、対応してくれます。

また、画面右下の「ヘルプ」をクリックしてライブチャットを開始すれば、問題の詳細を直接伝えることも可能です。これにより、迅速にトラブル解決を進めることができます。


まとめ

Bitgetで入金する際は、コストをできるだけ抑えたい方は国内取引所からXRPなど仮想通貨を送金する方法がおすすめです。

すぐに取引を始めたい場合はクレジットカード入金が便利で、日本円を利用して銀行振込やデジタルウォレットなど多様な方法での入金を選びたい方にはP2P取引が適しています。

この記事を参考に、自分に合った方法でBitgetへ入金してみましょう。

【免責事項】 本記事はPR記事であり、コインテレグラフジャパンは当ページのいかなるコンテンツ・製品・商品・暗号資産も推奨していません。読者は当記事で言及される企業・サービス及び仮想通貨に関係した如何なる行動をとる前に、独自の調査を行い判断する必要があります。また当記事は投資の助言・アドバイス・推奨ではありません。