米国大手投資銀行のゴールドマンサックスが、クライアント向けのメモの中で短期のビットコインのターゲットを1万3971ドルにしていたことが分かった。11日にツイッターで共有された。
What is more surprising: that Goldman Sachs has a bullish target on $BTC, that they have any target at all, or that they use Elliott Wave Theory?
— Su Zhu 🦁 (@zhusu) August 12, 2019
I'm personally most surprised they cant be bothered to use a chart that includes weekend price action. pic.twitter.com/ocpq7hr0qv
ゴールドマンサックスが根拠にしたのは、テクニカル分析の1種であるエリオット波動理論。相場のサイクルや値動きのリズムを捉える手法で、世界大恐慌やブラックマンデーなどを的中させたことで知られる。
ゴールドマンサックスのアナリストによると、ビットコインは1万1094ドル付近のサポートから反発して、「少なくとも1つ足が残っている」とし1万2916ドル〜1万3971ドルへの上昇を予測。ここまできたら7月からV波動完成にになり、短期で高止まりか保合いになるだろうと分析した。
また、このアナリストは、1万2916ドル〜1万3971ドルからのリトレースメントは買い機会になると予想。最近の安値である9084ドルを下回らない限り、再び上昇を開始すると述べた。
ゴールドマンサックスがビットコインに対して再び関心を持ち始めている兆候は出ている。
今年6月、ゴールドマンサックスのデービッド・ソロモンCEOはJPモルガンのJPMコインのような独自仮想通貨発行に興味を持っていることを示唆した。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版