米国大手投資銀行のゴールドマンサックスが、クライアント向けのメモの中で短期のビットコインのターゲットを1万3971ドルにしていたことが分かった。11日にツイッターで共有された

ゴールドマンサックスが根拠にしたのは、テクニカル分析の1種であるエリオット波動理論。相場のサイクルや値動きのリズムを捉える手法で、世界大恐慌やブラックマンデーなどを的中させたことで知られる。

ゴールドマンサックスのアナリストによると、ビットコインは1万1094ドル付近のサポートから反発して、「少なくとも1つ足が残っている」とし1万2916ドル〜1万3971ドルへの上昇を予測。ここまできたら7月からV波動完成にになり、短期で高止まりか保合いになるだろうと分析した。

また、このアナリストは、1万2916ドル〜1万3971ドルからのリトレースメントは買い機会になると予想。最近の安値である9084ドルを下回らない限り、再び上昇を開始すると述べた。

ゴールドマンサックスがビットコインに対して再び関心を持ち始めている兆候は出ている。

今年6月、ゴールドマンサックスのデービッド・ソロモンCEOはJPモルガンのJPMコインのような独自仮想通貨発行に興味を持っていることを示唆した。

【関連記事:ゴールドマンサックスCEO、JPMコインのような独自仮想通貨発行への興味を示唆

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版