ビットコイン(BTC)は水曜日に下落する一方、金は24時間で4.4%上昇し、時価総額を1日で約1兆6500億ドル押し上げた。
金は1トロイオンス当たり5500ドルを突破して史上最高値を更新し、時価総額は38兆7700億ドルに拡大した。インフィニット・マーケット・キャップのデータによると、この1日の増加分は、ビットコインの時価総額約1兆7500億ドルにほぼ匹敵する規模となった。
銀も急騰しており、過去1週間で21.5%上昇して時価総額は6兆6000億ドルに達した。この動きにより、上場企業で最大の時価総額を持つエヌビディアとの差をさらに広げている。

数カ月にわたる貴金属の上昇相場は、いわゆる「ディベースメント・トレード」の結果とみられている。安全資産としての性格を持つとされるビットコインも同様に振る舞うべきだとの主張がある中で、その低調な値動きは対照的だ。
10月10日に190億ドル超のポジションが清算される仮想通貨市場の急落が発生して以降、ビットコイン価格は上がりにくい状況が続いている。
この急落以前は、財政規律の欠如や金融緩和が進む局面で、ビットコインと金がともにディベースメント・トレードとして機能するとの見方が投資家の間で受け入れられていた。
金とビットコインの乖離は5年という長期視点でより鮮明になる。過去5年間で金は185.3%上昇した一方、ビットコインの上昇率は164%にとどまっている。
機関投資家はビットコインを割安と判断
ただし、今週初めに公表されたコインベースの調査では、75社の機関投資家のうち71%が、ビットコインは8万5000ドルから9万5000ドルの価格帯では割安だと考えていることが分かった。
また、機関投資家の約80%は、仮想通貨市場がさらに10%下落した場合でも、保有を継続するか、追加購入すると回答しており、資産クラスとして長期的に魅力的なことを示している。
ビットコインと金、投資家心理は対極
ビットコインと金に対する投資家の信頼感の差は、センチメント指標にも表れている。
ビットコインおよび仮想通貨市場全体の心理を測る恐怖強欲指数は現在100点満点中26で「恐怖」ゾーンに位置する。一方、JMブリオンの金向け恐怖強欲指数は100点満点中99で、「極端な強欲」ゾーンに達している。
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