ビットコインが急落しシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物チャート上の重要な「窓」が埋まった。
ローソク足チャートにおける「窓」は、週末や祝日などで閉まっていた市場が開き価格が動き出すとできる。株等とは違いビットコインは年中無休で取引されているが、CMEにおけるビットコイン先物には場が閉じる時間があるからだ。

ローソク足チャート上の窓が大事なのは、往々にしてこれらの窓は必ずその後の値動きで穴埋めされる原則があるからだ。だから強気相場が継続するには、どこかで窓埋めしておくことが必須だ。
直近ではビットコインが58000ドルを超えた時に大きな窓ができているが、その後の急落で窓埋めされている。
今回の急落でも窓埋めを喜ぶ声も上がる。
#Bitcoin CME gap closed finally. https://t.co/JygwzJwClk pic.twitter.com/XYkPgKuBjp
— Fomocap trades (@Workedia) February 22, 2021
ビットコインは新しい週足がスタートする時に短期間で急激に修正する傾向がある。これによりレバレッジのかかったロングが一掃され、市場にある程度のバランスがもたされる。
週足が開く前、ビットコイン先物市場の資金調達率は0.1%から0.15%の間で推移していた。ビットコインの資金調達率は強気サイクルを通じて比較的高い水準を維持してきたが、0.15%の資金調達率は市場が過密状態にあることを示している。
今回の急落に先立って、仮想通貨相場分析会社CryptoQuantは米ジェミナイ等複数の仮想通貨取引所へのビットコイン入金が増えていたのを指摘している。大口投資家、いわゆる「クジラ」による売りを示唆する動きだ。
Before the dip, there were significant $BTC inflows into all exchanges, mostly Gemini.
— CryptoQuant.com (@cryptoquant_com) February 22, 2021
Chart https://t.co/6gPk3Qbg6j pic.twitter.com/j1wDNtqNak
ビットコインが高値をつけ一部の大口投資家が利確に動いたと見ることができる。
また急激な値動きによって先物市場ではこれまでの24時間で10億ドル(約1000億円)の強制決済が発生している。