香港のゲーム開発会社アニモカ・ブランドがFormula1(F1)のライセンスを取得して開発したイーサリアム起動のブロックチェーンゲーム「F1デルタタイム」は、ゲーム内のコレクションアイテムの販売を開始した。2月25日に発表した。
ゲームプレイヤーらは、2019 FIA Formula One World Championship™シーズンのレーシングカー、パーツ、ドライバー、レーシングギアのコレクションをERC-721のノンファンジブル(代替不可能)であるNFTで購入できる。NFTは、1つ1つのトークンが固有の価値を持つデジタルアイテム。
合計6500点が出品され、販売期間は3月9日まで。3月3日以降は価格が現在の水準より上昇するよう設定されている。
コレクションを購入したプレイヤーらは、「Four Guardians Apex」からの3台の限定車のうち1台を勝ち取るチャンスがある。エントリーチケット数は、購入したコレクションの希少性レベルで決まる。購入できるコレクションは、Common(18ドル=約2000円)、Rare、Epic、Legendary(450ドル=約5万円)の4種類。
F1デルタはまた、プレイヤーらはNFTステーキングを通じてゲーム内REV通貨を稼ぐことができると発表している。REVはERC-20ファンジブルトークンで、F1デルタ内の優先通貨として機能し、支払いやレース後のリワードの発行に使用される。
昨年11月、F1デルタはNFTのオークション「ポールポジション・オークション & コンテスト」を開催していた。オークションには、メルセデスAMG W10、フェラーリSF90、レッドブル・レーシングRB15、マクラーレンMCL34、ルノーR.S.19、レーシング・ポイントRP19、トロ・ロッソSTR14、アルファロメオ・レーシングC38、ハースVF-19、ウィリアムズFW42の全F1公式チームのマシンが含まれていた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン