フェイスブックがカナダのニュースサイト「ザ・ポストミレニアル」は「白人女性に対するヘイトスピーチ」だと警告した。ザ・ポストミレニアルが6日に報じた

フェイスブックがヘイトスピーチのレッテルを貼った記事は「なぜ白人女性はいかに自分たちがダメかを話すセミナーに参加するのか」というタイトルで、裕福な白人女性が2500ドル(約27万円)ほどの高額料金を払っていかに自分たちが無意識に人種差別をしていると教えられるセミナーに参加する理由を問いかけた。

この記事に対してフェイスブックは、「ヘイトスピーチと劣等感に関するコミュニティーの基準」に反したとして警告を出した。

ザ・ポストミレニアルは、ヘイトスピーチを深刻な罪であり我々も軽く扱っていないとする一方、対象の記事はまったくヘイトスピーチではないと主張。むしろ「人種はその人の価値や見方を決めるわけではない」とし、「人種的なステレオタイプや憶測に反対することを提案している」と述べた。

ザ・ポストミレニアルによると、フェイスブックは抗議を受け入れてヘイトスピーチの警告を取り下げた。