仮想通貨イーサリアム(ETH)のコア開発者は、ASIC(特定用途向け集積回路)への耐性を持つProgPoWに対する第3者機関の監査費用を調達したことを発表した。
ProgPoWは、イーサリアムの現在のPoWアルゴリズムETHhash(イーサハッシュ)を置き換え、ASICに耐性を持たせることを特徴としている。開発者たちは、ASICによるマイニングは特別なハードウェアが必要であることや参入障壁が大きいこと、中央集権化を進めてしまうことに懸念を示している。
イーサリアムのコア開発者ハドソン・ジェームソン氏によると、第3者による監査は来週か再来週に始まる予定だという。
イーサリアムのコア開発者たちは、先月の会議でProgPoWを実装することを改めて承認した。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Ethereum Core Devs: Funding for ProgPoW 3rd-Party Audit Approved