ツイッターCEOであり、ビットコイン(BTC)支持者であるジャック・ドーシー氏は、BTCに次ぐ仮想通貨であるイーサリアム(ETH)についてコメント。ドーシー氏によれば、イーサリアムのみではビックテックを揺るがすことはできないという。
Disrupting “Big Tech” is exactly what’s needed and what I want.
— jack⚡️ (@jack) August 12, 2021
No one technology alone will do that though.
ツイッターアカウントと非代替性トークン(NFT)用ウォレットの統合の有効性についてのオンラインディスカッション後、あるユーザーがそれがイーサリアムへの利益になるとコメントしたのに、ドーシー氏が反応した。
ドーシー氏はそのような動きがツイッターよりもイーサリアムのエコシステムにとってより重要であることに同意したが、「ツイッターのすべてのアカウントはライトニングウォレットにリンクできる...」と付け加えた。あくまでドーシー氏は強固なビットコイン支持者であるようだ。
あるツイッターユーザーがドーシー氏のコメントに応えて、「パズルに複数のピースを入れる余地があるのに、なぜETHが嫌いなのか」とドーシー氏に説明するように促した。ドーシー氏は「あることに焦点を当てることは、ほかのことを憎むことではない」と応えている。「私はビットコインに引き付けて私の関心を伝えた。重要なのは、基礎となる原則やセキュリティ、集中化だ」。
また別のスレッドでは、ビットコインに比べてイーサリアムを軽んじているという投稿に反応。「分散化はゴールではない。それはマネーを改善するための方法の1つに過ぎない」と応えている。
ビットコインがインターネットの唯一の通貨になるというのは、2018年以来のドーシー氏のモットーである。仮想通貨コミュニティではイーサリアムがビットコインを上回るという「フリッピング」の議論が行われているが、ドーシー氏はイーサリアムに投資するのを拒否している。