イーロン・マスク氏の「エブリシングアプリ」構想の一環となる新たな決済システム「Xマネー」は、今後2か月以内に限定ベータ版として公開され、その後世界中のXユーザー向けに展開される予定となった。
マスク氏は水曜日、自身のAI企業xAIの全社集会でのプレゼンテーションで新たなスケジュールを明らかにし、X マネーはすでに「社内のクローズドベータとして稼働している」と述べた。
同氏は「ここをすべてのお金が集まる場所にする。あらゆる金融取引の中核となる存在だ」と語り、「ゲームチェンジャー」と位置付けた。

「エブリシングアプリ」構想の中核である決済機能
この取り組みは、Xをより不可欠なプラットフォームへ進化させるための主要機能とされており、「エブリシングアプリ」構想と密接に結びついている。決済は日常的な利用を促す中核的ドライバーと位置付けられている。
マスク氏は、同プラットフォームのインストールユーザー数が10億人に達していると述べた一方、月間アクティブユーザー数は約6億人前後と説明した。
昨年の立ち上げがうわさされていたXマネーは、Xプラットフォームに直接統合される見込みで、SNS、メッセージング、コンテンツ、金融サービスを単一の場所に集約する構想だ。中国のウィーチャットに類似したモデルを目指している。
「コミュニケーション、Grok、Xマネーなど、Xアプリを使う理由を増やしていく。望めば人生のすべてをXアプリ上で完結できるようにしたい」とマスク氏は述べた。
マスク氏は2022年にTwitterを買収して間もなく、Xでの決済導入を推進してきた。この構想は1999年にさかのぼる。同氏は当時オンライン銀行X.comを共同創業し、その後Confinityと合併してPayPalとなり、最終的にeBayに買収された。
仮想通貨統合の詳細は依然として不明だ。マスク氏はこれまでドージコイン(DOGE)への支持を示してきたが、XはVisaと提携していることから、当初は法定通貨が中心となる可能性が高い。ブロックチェーン・カウンシルによれば、将来的に仮想通貨対応となる可能性もある。
xAI、データセンター拡張を発表
マスク氏はまた、同社のAI分野での成長にも言及し、xAIは「誰よりも速く大規模なAI計算能力を展開できる」と強調した。
同氏はテネシー州メンフィスにある同社のAIデータセンター「マクロハーダー」を紹介した。既存施設の拡張により、さらに22万基のGPUが追加される。
「これらすべてがユーザーが体験するAIモデルの学習に使われる。最良のモデルを実現するには大規模な学習用計算能力が不可欠だ」とマスク氏は述べた。
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