仮想通貨・暗号資産・ビットコイン・ブロックチェーン・分散型インターネット等の最前線を伝えるメディアであるコインテレグラフ(Cointelegraph)が新たにCTO(最高技術責任者)を迎え入れた。米に拠点を置くエリッサ・シェヴィンスキー氏だ。
シェビンスキー氏がビットコインに出会ったのは2013年。暗号化技術を使ったチャットアプリ「Glimpse」を開発していた頃だ。
以来シェビンスキー氏は米ティール財団のフェローシッププログラムのメンターとしてヴィタリック・ブテリン氏のイーサリアムの初期提案を読んだり、現在は分散型インターネットの代表格的プロジェクトであるThe Graphのアドバイザーも務める。
直近では分散型ブラウザBrave(ブレイブ)のプロダクト責任者やSoho Token LabsのCEOを務めていた。同社は分散型取引所である0xプロジェクトなどのセキュリティ監査を行っている。
仮想通貨・ブロックチェーンに出会う前は米医療情報大手のEveryday Healthに初期メンバーとして参画。同社は後にニューヨーク上場した後、ジフ・デイビスに買収されている。
シェヴィンスキー氏はテック業界における男女格差問題についても取り組んでおり、関連著作もある。
シェヴィンスキー氏は今回コインテレグラフに参画するにあたって「仮想通貨・暗号資産メディアとして最も古く著名なブランドの一つであるコインテレグラフにジョインできることを非常に嬉しく思う。プロダクト開発面で新たな試みと革新を行い、暗号通貨と暗号文化を大切に思う人々のためにプロダクトを構築するための素晴らしい機会だと思っている」とコメントしている。