「終末博士」ルビーニ氏が仮想通貨を酷評、「分散化の議論はデタラメ」

 著名経済学者のヌリエル・ルビーニ氏は、ミルケン研究所グローバル・カンファレンスで行われた討論会で、仮想通貨を痛烈に批判した。ブルームバーグが2日に報じた。ルビーニ氏は、「分散化に関する議論はすべてクソだ」と述べた。

 ルビーニ氏は、2008年の金融危機を予言したとして「終末博士」との異名をとる。ルビーニ氏は、デジタル通貨は価値の保存手段ではないと主張し、中央管理型の国際的な決済システムと比べて、スケーラビリティの問題に直面していると語る。

 パネリストとして参加したセルシウスネットワークのアレックス・マシンスキーCEOは、暗号資産は金融機関の束縛から個人を解放する可能性を秘めていると述べた。ルビーニ氏はこれに対して、「いい加減な作り話をしてる!」と批判した。マシンスキー氏は「なぜ仮想通貨を1つでも持ってないんだ。買ってから、どうなっているのか話すべきだろう」と反論した。

 米財務省で法律顧問を務めるブレント・マッキントッシュ氏は「この討論会を規制した方が良さそうだ」と冗談を飛ばし、場を和ませようと頑張った。

 ルビーニ氏は以前、ビットコインやほかの仮想通貨が「巨大な投機バブル」だとして、厳しい規制こそが「棺桶に打つ釘」になると述べていた

「中国のように仮想通貨取引を違法とする国が今後より増えていくだろう。新しい規制が導入されれば、それで終わりだ」