著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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悪材料が重なるなか400万円台を回復

BTC/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

5月に入りテスラ社のBTC決済停止報道や、中国の暗号資産市場への規制強化の報道を受け、一時300万円台前半まで下落したBTC(ビットコイン)だが、5/24には終値ベースで400万円台を回復した。

上図、BTC/JPYの日足チャートでは、5/19の下髭(赤矢印)と5/23の下髭(黄矢印)を出した後、翌日は大陽線で引けており、下値切り上げの展開となっていることがわかる。

悪材料が重なるなかで下げ基調を強めたが、いったんは悪材料を全て織り込んだ状況からリバウンド局面にも見える。

リバウンド局面となった場合、反発目途の価格はどこになるのか。

本日はその辺りを分析してみたい。

過去のコメントで記載のとおり、長期的なシナリオとしてBTC/JPYの1,080万円を目指す流れは健在と考えられるが(「BTC(ビットコイン)目標価格1080万円?~BTCドミナンスと市場サイクル~」参照)、今年1月の300万円から4月の700万円にかけての相場がそうであったように、短期的には上昇一辺倒ではなく、急騰・急落を経て下値を切り上げていく可能性は想定しておきたい。

今回は、出来高に注目して目先の上値の目処を探ってみよう。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。