著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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上昇エンジンは“第5ベース達成”と“イベント期待”

FX XRP/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

前回のレポート「XRP(リップル)テンバガーヘ。”やればできる”か?~(前編)現状分析と今後のシナリオ~」の後編として、今回はXRPの上昇サイクルの可能性について分析してみたい。

前回のレポートでは、上図のXRP/JPY日足チャート(2021年初来)を用い、典型的な大幅上昇のチャートパターンとなる“ベース”パターンの形成について解説を行い、今後のシナリオとして、2つのパターンについて以下の2点の可能性について、整理を行った。

  • ①ベースパターンの終焉:第3ベースの上抜けに失敗し、130円程度までの調整。
  • ②ベースパターンの継続第3ベースの上抜けに成功し、600円程度までの上昇。

今回は、「②ベースパターンの継続」が実現した場合のシナリオについて深堀りしてみたい。

一般的な“ベース”パターンを検討する際、第4ベース(緑線)または第5ベース(青線)がサイクル一巡の目安となる。

これまでの第2ベースから第3ベースへ移行する際は、価格は3倍(65円→200円)となったことを基にサイクル一巡時における想定価格を検討すると以下の水準が導き出せる。

  • 第4ベース(緑線):想定価格600円ライン  200円×3倍
  • 第5ベース(青線):想定価格1,800円ライン 600円×3倍

第5ベースまで上昇サイクルを完遂する展開では、サイクルの頂点“1,800円”となる可能性が考えられる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。