著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・曜日別でみる平均日足幅
Tradingview(https://jp.tradingview.com/)より当社作成
上図は、2018年1月1日から2023年7月10日までの、BTC/USDの曜日別平均日足幅である。日足幅は日足の高値と安値の差と定義し、曜日ごとに上記期間の平均を算出している。
まずは、平日と土日の比較をしてみると、平日の動きが大きいことがわかる。平日の平均は1,266USDであるのに対して土日の平均は935USDであり、約300USD程差がある。土日は為替や株式といった他の金融市場が動いていないことが関係していそうである。
つまり平均的に見て、平日の動きが大きくなる傾向があり、デイトレードにとっては、土日は非効率であると言える。
次に、平日の中でも1番変動幅が大きかったのは、わずかな差ではあるが月曜日となっている。米国市場と相関関係が高いとされているBTC(ビットコイン)だが、月曜日は特段反応しやすい米国指標は多くないが株式市場の動きが月曜に大きくなる傾向があるのかもしれない。
では同期間で年別だとどうだろうか。