著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・市場動向

今週の暗号資産市場は全面高となり、BTC(ビットコイン)をはじめアルトコインも直近高値圏でのもみ合い状態が続いた。1/17には、BTCが昨年11月に起きたFTXショック後の高値水準への全戻しに成功している。

この上昇においては、各種米経済指標にインフレ鈍化の兆しが見え始めていることで、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げペース減速を期待した買いが支えになったとみられる。

一方で信用不安をはじめとした、暗号資産市場が直面している問題がクリアになったことが要因ではないため、相場が過熱し過ぎだという見方も出ていた。

1/18発表の12月米生産者物価指数(PPI)は市場予想を大きく下回ったものの米株安となり、BTCも米株に連れて反落。足元は20,000ドル台(約260万円台)で推移している。

アルトコインを見てみると、先月のレポート(Daily Market Report 2022/12/5「暗号資産は老舗銘柄を選好する方向へ。原点回帰の流れは継続か」参照)では、信用不安の空気が漂う中で、アルトコインはBTCに類似した”老舗銘柄”が選好されていることを確認した。

今回は、アルトコインの中でもBTCと類似性がある老舗銘柄、BCH(ビットコインキャッシュ)に注目してみる。

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