著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

再び年初来高値更新

週末のBTC相場は上に行って来いの展開。金曜日に、木曜日に付けた年初来高値更新をトライするも失敗。木曜の戻り安値となる133万円手前まで落とされたが、日曜日に高値更新に成功、その後反落するも135万円台でサポートされており、少しずつ上値下値とも切り上げている状況。金曜日に年初来高値をトライに失敗していたBTC相場はNY時間に入ると金の下落もあり133万円台まで値を落としていた。しかし、CMEのBTC先物がBitMEXやBinanceを抜き2位に入るなど機関投資家のプレゼンスが確認され、またアクティブアドレス数が2017年12月以来のレベルになると伝わるなどポジティブな報道が続いたこともあり13000ドル(136万円)近辺に値を戻すと、JPモルガンがBTCの可能性を評価しているとのレポートが伝わったこともあり再び上値をトライする展開、遂に高値を更新し139万円台に到達するも反落したが、今度は13000ドル近辺でサポートされている。

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