著者 松田康生 （まつだやすお）FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行（本部、バンコック支店）ドイツ銀行グループ（シンガポール、東京）を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
160万円台でのもみ合い
昨日のBTC相場はもみ合い推移。164万円台から156万円台まで下落、163万円台まで切り返したが、この水準で上値を黙するも160万円割れではしっかりとサポートされ、底堅さを見せている。ファイザーが開発するワクチンが最終段階で9割以上の効果を見せているとの報に164万円だめ値を上げたBTC相場だが、年初来高値を前に上値を重くすると、今度はドル買い・金売りの流れの中で156万円台まで値を下げていた。15000ドル割れで切り返すと、著名投資家ドラッケンミラー氏のBTC保有発言もあり163万円台に値をもどすも上値を重くすると160万円近辺でのもみあいすいいがつづいた。海外時間に入るとハイテク株の不振などもあり160万円を割り込んだが、欧州でのぢ規模景気対策協議の前進や米厚生長官の月内ワクチン配布発言などもあり若干値を戻したが、共和党マコーネル上院議員のより小規模な対策で十分との発言に上値を抑えられている。
Outlook
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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。