著者 松田康生 （まつだやすお）FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行（本部、バンコック支店）ドイツ銀行グループ（シンガポール、東京）を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
レビュー
年末年始は急上昇
年末年始のBTC相場は大きく上昇。大晦日に300万円を付け2020年を高値引けで終えると、年始に上値を押さえていた30000ドル突破に成功すると340万円台まで急騰。その後310万円台、350万円台と乱高下した後、出遅れていたアルトコインの急騰もあり、上昇が一服している。トランプ大統領が渋っていた景気対策法案へ署名したこともあり260万円台から反発を見せたBTC相場だったが、コインベースの取扱停止でXRPが再び急落、BTCも上値を押さえられていた。しかしBTCを25百万ドル購入すると伝えられていたSkybridgeの購入額が182百万ドルと判明、さらにVanEckがBTC ETF再申請の報もあり300万円台に乗せていた。しかし米当局の新規制もあり30000ドルを前に上値を押さえられていたが、2日の海外時間に上抜けると340万円台に急騰、310万円台に反落したが、交換所からの大口出金が新たな投資家の買いと見られたこともあり一時350万円台を付けている。
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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。