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小動き

週末のBTC相場はもみ合い推移。一時42,000ドル(約480万円)割れまで下落後、すぐさま43,000ドル(約490万円)台を回復するも、その後は小動き。金曜日は、FRB高官による相次ぐ利上げ支持発言を嫌気した株式市場が軟調な推移となると、BTCは売りが優勢な展開となり、同日海外時間に200日移動平均線を割り込み、一時42,000ドル割れまで下落した。しかし、リオデジャネイロで市の準備資産の1%をBTCに配分する計画がThe Blockで報じられたことや一時米株の反発もあり、BTCは反発し、再び200日移動平均線を上抜けた。週末にかけて、BTCはその勢いで43,000ドル台まで回復するも、米小売売上高の対市場予想での弱い結果やウィリアムズNY連銀総裁のFRBによる利上げ決定が近づいていることを示唆する発言を米株が嫌気したこと、更には米暗号資産取引所Bitfinexの加オンタリオ州での口座停止発表もあり、上値が重くなった。その後、BTCは目立った材料に欠ける中、200日移動平均線をサポートに同水準でもみ合い推移が続いている。

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