著者 中村健太郎 (なかむらけんたろう)FXcoin 所属

大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。

Review

500万円台をキープ

昨日のBTC相場はほぼ横ばいでの推移。ジャック・ドーシー氏率いるSquare社のBTC追加購入の報や、カナダの第1号ETF運用額が5日間で564百万ドルに達したとの報もあり470万円台から540万円(2/22の高値と2/23の安値の半値戻し)まで回復。昨日はこの半値戻し水準がレジスタンスとなり、概ね510万円から540万円台での推移となった。日中は特段大きな動き無く比較的狭いレンジでの推移となった。夜間にはカナダの資産運用会社大手のCI Global Asset ManagementがETH ETFの目論見書を規制当局へ提出。この報を受けてかETHが上昇。また米コインベースがNasdaq上場に向けSECへ証券登録届出書を提出したこともあってか、BTCは上昇し、一時550万円台まで上昇した。しかし、堅調な推移は持続できず、その後は長期金利の上昇を警戒されたことで、米株が大幅に下落したこともあり、BTCも軟調な推移となり、朝方は510万円台での推移となっている。

Outlook

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。