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緊迫続く

昨日のBTC相場は続落。ミュンヘン安全保障会議における欧米主要各国のロシアに対する警戒姿勢強調や大手NFTマーケットプレイスOpenSeaでのフィッシング詐欺を受けたETHの下落もあり、BTCは朝方にかけて38,000ドル(約435万円)を割り込んだ。CME先物が取引を開始すると先物主導で反発、また米ホワイトハウスが米露首脳会談を原則として受け入れたとの報道もあり、日本株が上昇するなど市場のリスクオフムードが和らいでか、39,000ドル(約450万円)まで切り返した。しかし、ロシア軍が国境の侵犯を試みたウクライナ工作員を殺害したとのロシア側の報道もあり、ロシア株などの欧州株が軒並み軟調な推移となると、BTCも海外時間に37,000ドル(約425万円)台まで下落。その後、米カリフォルニア州・カムラガー上院議員が同州でのBTC受入を可能にする法案を提出したとのThe Blockの報道もあり一旦切り返す場面もあったが、プーチン露大統領によるウクライナ親ロシア派地域の独立承認や欧米主要各国が対ロシアへ制裁する方針決定の報を受け、足元では引き続き軟調地合いとなっている。

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