著者 中村健太郎 (なかむらけんたろう)FXcoin 所属

大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。

Review

500万円を突破

昨日のBTC相場は大きく上昇。一昨日の夜間にテスラ社が15億ドルのBTC購入や、同社製品の支払い手段としてBTCを導入する計画が発表されると、BTCは急伸し、史上最高値を更新した。その後、昨日未明には米民主党下院が景気対策素案を発表、事態進展を好感してかNYダウやSP500が史上最高値更新したこともあり、BTCも堅調に推移。朝方から500万円にトライする展開となり、一度は到達できず跳ね返されるも二度目のトライで500万円を超え、史上最高値を更新した。史上最高値更新時は503万円台まで上昇したが、大台への達成感もあり、一時471万円台まで下落。海外時間に入り、前日に史上最高値を更新した米株に利益確定の売りが入り、結果的にNYダウは7営業日ぶりの反落となったが、下落は小幅に収まり、引き続き米国の景気対策への期待感もあり、BTCは高値圏で底堅い展開が続き、概ね470万円~490万円のレンジで推移した。足元では490万円台まで値を戻してきており、再び500万円にトライする展開となっている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。