著者 松田康生 （まつだやすお）FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行（本部、バンコック支店）ドイツ銀行グループ（シンガポール、東京）を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
結局、126万円に戻す
昨日のBTC相場は底堅い展開。120万円割れから124万円台まで切り返すも上値を重くすると、夕方にかけて120万円台まで値を落としたが、すぐに124万円台に切り返すなど底堅さを見せていた。今朝方、レンジを上抜け126万円台まで上昇、底値を固め、再び高値更新を伺っている。S&P500が史上最高値に肉薄したのに続き、日経平均がコロナショック後の戻り高値を更新するなど堅調に推移したこともあり124万円台まで値を戻していたBTC相場だが、Bitfinexのシステムダウンなどもありしばらく122-125万円での狭いレンジでの推移を続けたが、122万円を割り込むと120万円台まで値を下げるも、すぐに124万円に切り返していた。NY時間は金の持ち直しもあり底堅く推移するも、米失業保険申請者数の好転で各アセットが上値を重くする中、静かな取引が続いた。しかし引けにかけてETHが400ドルを突破、全面高の展開となると126万円台まで値を戻している。
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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。