今晩11時のFRB議長講演がビットコインにプラスと思う理由【朝の仮想通貨市況】

著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

ホワイトハウスとFRBとの対立深まる

昨日のBTC相場は揉み合い推移。ジャクソンホールのシンポジウムでのパウエル議長講演やフランスでのG7サミットを控え様子見姿勢を強める展開となっている。四川省での洪水の影響もあり値を下げていたBTC相場だが、洪水の被害が限定的でハッシュレートにも大きな影響を与えていないとの見方から10000ドル近辺で下げ止まっていたが、11000ドルトライに失敗してイベント前にポジション調整が入った格好か。昨日は、FOMC議事録で7月の利下げは保険としたのに加え、カンザスシティー連銀総裁は追加利下げの機は熟していないとし、フィラデルフィア連銀総裁は今は様子見すべきとFRBサイドから利下げ反対の声が続いた。一方で、市場は9月利上げを100%織り込んでおり、トランプ大統領は昨夜もFRBを非難した。金融市場はこの追加利下げ問題がどう決着するかやや混乱しており、方向感を出せずにいる形か。

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