仮想通貨の恐怖強欲指数が7月以来の最高点に達し、2日連続で60を超えた。

9月28日のアップデートでは、指数が64を示し、ビットコイン(BTC)の価格が一時的に6万6000ドルに達したことから、「強欲」の領域に入った。仮想通貨の恐怖強欲指数は、ビットコインと仮想通貨市場に対する現在の「市場心理」を数値で表すために作成されたもので、最高点は100、最低点は0だ。

The Index's score of 64 as shown on Sept. 28. Source: alternative.me

8月は平均して「恐怖」の評価であり、指数が60を超えることに苦戦し、8月6日には2024年の最低点である17を記録した。この時のビットコイン価格は約5万3000ドルであった。最後に指数が64を超えたのは7月30日で、この時のビットコイン価格も約6万6000ドルだった。

仮想通貨の恐怖強欲指数は、Googleトレンド、市場の勢い、市場のドミナンス、ソーシャルメディア、市場の変動性など、トレーダーと投資家の行動に影響を与えるシグナルに基づいて計算される。

10xリサーチのリサーチ責任者であるマーカス・ティーレン氏は9月27日のレポートで、第4四半期に仮想通貨の上昇があるかもしれないと考えている。ビットコインが6万5000ドルの価格水準を超えたことで、市場にFOMO(取り残されることへの恐怖)を引き起こす可能性があるとのべた。

コインマーケットキャップのデータによると、ビットコインは過去1か月で約11.18%の上昇を記録している。

一方、投資会社カプリオールの創設者兼CEOであるチャールズ・エドワーズ氏は、ビットコインへの大規模な資金流入を予測している。「今後6か月間で、金や株式からビットコインへの資金流入は止まらないだろう」とエドワーズは9月27日のX投稿で語った。

資産運用大手であるヴァンエックは、ビットコインを今年最もパフォーマンスの良い資産としてランク付けしており、伝統的な資産をはるかに上回る124%の上昇を記録している

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