仮想通貨取引所を運営するコインベースは6日、ブログサービスのミディアムで「コインベース・インデックス・ファンド」と「コインベース・インデックス」を開始すると発表した

 「コインベース・インデックス・ファンド」は、米国在住者向けのインデックス・ファンドだ。純資産100万ドル(約1億600万円)以上または年俸20万ドル以上の投資家が対象。

 取り扱うデジタル資産には、同社が運営するグローバル取引所ジーダックス(GDAX)の上場仮想通貨であるビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の4種が含まれる。

 コインベース・インデックス・ファンドを利用するには、2パーセントの年間管理手数料を支払い、合計で1万ドル以上をこの4種の仮想通貨のインデックス・ファンドに投資する必要がある。

 「コインベース・インデックス」は、単に各資産の価格ではなく、各資産の供給の継続的な増加に基づいて、ジーダックスで取引されている通貨4種の動きに連動する。

 コインテレグラフが昨秋、仮想通貨のポートフォリオを多様化する際の問題は、ほとんどのアルトコインはビットコインのトレンドに追随するという事実であると伝えた。ビットコイン価格が下落する時、アルトコインの価格は同様に下落する傾向にある。つまり、投資先の多様化がリスクヘッジになることはほとんどない。