起業をテーマとする中国のドラマ《創業時代》に仮想通貨とビットコイン(BTC)を語るシーンが登場した。出演俳優が「資金源追跡防止のため、支払いは仮想通貨で」と話す一幕だ。金色財経が伝えた。
同ドラマはシステムエンジニアである主人公の起業をテーマとし、中国で10月12日から放送されている。アンジェラベイビー(楊穎)やホアン・シュアン(黄軒)が主演を努め、ネット上での一日の再生回数は1億回を超えている。
中国では仮想通貨対法定通貨の取引が禁止されている他、ICOとよばれる仮想通貨による資金調達も禁止されている。一方で、先日中国深セン(広東省)の仲裁裁判所がビットコインを財産として認める判例を出しており注目を浴びている。
ただし同ドラマでの扱い方に見られるように、仮想通貨は一般的に政府が監視し難く資金洗浄のために悪用されるような、ややネガティブなイメージの方が強いようだ。
(コインテレグラフ@マーケットアラート)