仮想通貨関連のセキュリティサービスを展開しているレミー(REMME)のアレックス・モモットCEOが、先日行われたアメリカの仮想通貨メディアCCN(Crypto Coin News)のインタビューで「ブロックチェーンを使ってパスワードのない世界をつくる」という同社の理念について語った

セキュリティ認証といえばユーザー名とパスワードを使ってログインするのが一般的だが、レミーではその代わりに「デジタルパスポート」というSSL証明書を発行し、ブロックチェーン上に保管することでパスワードいらずのユーザー認証を実現する。

このアイデアは、モモット氏自身がパスワードをなくした経験から生まれたという。

「2015年にイーサリアムウォレットのパスワードを無くしたんです。最終的には自分が使いそうなパスワードを推測してログインできたんですが、この経験からレミーの『1クリックユーザー認証』のアイデアを思いつきました。」

モモット氏はこのパスワード問題を解決するためにレミーを創業。ブロックチェーン技術を活用して、よりセキュアかつスマートな認証システムを立ち上げるべく現在テストを続けている。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)