米メディア大手コムキャストのベンチャーキャピタル部門の責任者ジル・ベイダ氏が、ビットコインに強気の展望を披露した。26日、CNBCの番組で語った。
コムキャストベンチャーズは既にブロックチェーン関連の投資に力をいれており、関連スタートアップへの投資も多い。
ベイダ氏が注目するのは、仮想通貨が発展途上国において果たす役割だ。仮想通貨は、金融サービスを受けられない人たちに経済活動に参加するきっかけをつくる。また、選挙における不正を防ぐこともできるともいわれる。
ベイダ氏によると「ブロックチェーンは未だキラーアプリの登場を待っている。」
同氏はコンテンツ配信、イーコマース、ソーシャルメディア等の分野での応用に期待するが、実用的なアプリができるまでには1~2年かかると見ているようだ。
さらに、米証券取引委員会(SEC)が間もなくICOを管轄するだろうと考察。また仮想通貨への投資は全体の投資ポートフォリオの5%に留めるようアドバイスも共有した。