米仮想通貨取引所ジェミナイが、保有する顧客資産に対し複数の保険会社と保険契約を結んだことがわかった。同社が公式ブログで発表した

保険会社のコンソーシアム(企業連合)を主導したのは米保険大手のエーオンだ。

ジェミナイではこれまで、保有するドル資産に対して連邦預金保険公社(FDIC)が保障する仕組みになっていた。

同社のリスク管理部門のトップによると、「消費者は従来の金融機関並みの保障水準を求めている。<中略>保険会社に(仮想通貨について)教育を行うことは、業界全体で利用者保護への基準を高めることにつながる」。

ジェミナイは先月にも、米ドルと1対1の比率で連動するとされる独自のステーブルコインの発行をニューヨーク州の規制当局より承認されたと発表していた。