72年の歴史を有する米投資信託会社大手フィデリティが年間25億ドルもの資金をブロックチェーンやAIを含む先端技術に投資している、とCNBCが報じた

同社のイノベーションセンターでブロックチェーン・プラットフォームの自社開発を行っている他、「ビット・アンド・ブロック」という従業員向けのクラブを設立し、2600人が参加できるブロックチェーン技術に関するセミナーや会議を行っている。また、仮想通貨取引所のコインベースと提携し、顧客に仮想通貨の残高照会サービスを提供している。

ブロックチェーン・インキュベータ部門の責任者、ケイト・チェース氏は初期段階にあるとし、今後は、パブリックチェーンや企業独自のプライベートチェーンの両側面から模索していくと述べた。芸術作品をトークン化することやサプライチェーンの分野でブロックチェーンを活用することに興味を示している。

さらに同社CEOのアビゲール・ジョンソン氏は、ビットコイン(BTC)が180ドルの時、ニューハンプシャー州でマイニングを開始し、昨年2万ドルに達した際は大きな利益を上げたことも明かした。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)