英国の土地登録庁は、「デジタル・ストリート」と呼ばれるシステムにブロックチェーンを導入し、分散型台帳技術(DLT)による高速化や透明化を図ることを発表した。同システムには、オープンソースのDLTである「Corda」が採用された。

同庁はイングランドとウェールズの85%を超える土地を管理しており、登録簿の数は2500万件を超える。これらの記録を維持したり、新たに発生した取引を記録したりすることは膨大な作業になるが、スマートコントラクトの導入により、所有権変更の手続きも自動化することができるとしている。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)