規制強化と市場低迷によりデジタル資産の価値が急落しているが、採用面ではそうでもない。取引量で世界最大規模を誇る仮想通貨取引所バイナンスが、現在アジアとヨーロッパで人材の採用を進めている。ブルームバーグが報じた。

約300名の従業員を抱え、39ヶ国で事業を展開する同所は、本拠地のマルタおよびシンガポールでオペレーション、コンプライアンス、カスタマーサービス人員を募集中。マルタにあたっては50名という大量採用だ。

バイナンスはこの人材を基盤として仮想通貨だけでなくブロックチェーン業界全体のエコシステム成長を狙うとともに、ゆくゆくはフィアット(Fiat、法定通貨)分野にも乗り出したい意向を見せている。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)