インドネシアのブロッサム・ファイナンス(Blossom Finance)は、世界中にいる多くのイスラム教徒向けに融資サービスを提供するため、数か月以内にブロックチェーンを活用したスクーク(イスラム債)を発行するとしている。ロイター通信が24日報じた

 同社の戦略責任者、カリード・ハウラダー氏は、ブロックチェーンを活用することで発行にかかるコストを抑えることができ、個人投資家の参入がしやすくなると見ている。

 同社は、環境に配慮した廃棄物処理プロジェクトや病院拡張プロジェクトについても、ブロックチェーンを活用したスクークの発行を計画している。

 イスラム債(スクーク)がブロックチェーンを導入することで、ムスリム世界全体の資産プールを拡大し、イスラム金融の影響力が強まると見られている。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)