イーサリアムの共同創立者ヴィタリック・ブテリン (Vitalik Buterin) 氏が、プラズマ(Plasma)などのセカンドレイヤー・ソリューションを使用せずにイーサリアム (Ethereum) ネットワークをスケールアップをさせる方法を考えていると発表した。CCNが伝えた。

これはETHリサーチフォーラムの投稿で9月22日に発表されたもので、「プライバシー保護に定評のあるZcashの技術をもって、毎秒約500トランザクションを処理」する構想。Zcashの中核技術である ZK-SNARKSを活用し、イーサリアム取引のバッチ検証が可能になる見込みだ。もし実現すれば、現在の約15 Tx/秒と比べてトランザクション効率がはるかに向上するほか、取引量は3200パーセント増を見込む。セキュリティも確保できるという。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)